弓道の道具のなかで、矢は「自分の体に合わせて作る」最初の道具です。ゆがけ(弽・かけ)や弓道着は既製品から自分に合うものを選べますが、矢だけは長さが人によって違うので、借り物をそのまま使い続けることができず、いずれ自分の矢尺(やづか)で作ることになります。
ところが弓具店のページを開くと、1913とか2015とか、ターキーとか黒鷲とか、6本で2万円のものから10万円近いものまで並んでいて、何を基準に選べばいいのか最初はまったくわかりませんでした。わたし自身まだ教室の貸出の矢を使っていて、自分の1組を買う前に調べたことを、弓具店の採寸案内と全日本弓道連盟(以下、全弓連)の資料をもとに整理したのがこの記事です。
先に結論を言うと、初心者の最初の1組は「ジュラルミンのシャフト+七面鳥の羽根、6本組、矢尺は弓具店か先生に測ってもらう」でほぼ決まりです。その理由と、値段の相場、その先の選択肢を順に書きます。
- 矢の各部の名前と、甲矢・乙矢の違い
- ジュラルミン・カーボン・竹、3つの素材の違いと向いている人
- 羽根の種類と、鷲の羽根に関する全弓連のルール
- 矢尺の測り方と、1913・2015といったシャフトの数字の読み方
- 6本組の値段の相場(2026年9月時点)と、初心者の選び方
弓道の矢の各部の名前と役割
まず名前を押さえておくと、弓具店の商品説明が読めるようになります。矢は大きく5つの部分からできています。
矢尻(板付)・箆・羽根・矧糸・筈
| 部位 | 読み | 役割 |
|---|---|---|
| 矢尻(板付) | やじり(いたつき) | 先端の金属部品。的や安土に刺さるときの矢先の破損を防ぐ。鉄・ステンレス製が主 |
| 箆(シャフト) | の | 棒の部分。矢の性能を決める本体。竹・ジュラルミン・カーボンの3素材 |
| 羽根 | はね | 1本につき3枚、120度間隔で付く。飛行を安定させる |
| 矧糸 | はぎいと | 羽根を箆に固定している糸。色柄は装飾も兼ねる |
| 筈 | はず | 羽根側の末端。弦をはさんで弓の力を矢に伝える。プラスチック製が主流で、水牛の角のものもある |

商品名によく出てくる「先黒」「元黒」「白羽」は羽根の染め分けの呼び方で、性能の違いではなく見た目の違いです。「矧糸 紫系」のような表記も同じく色の話。性能に関わるのは箆の素材と規格、そして矢尺と羽根の種類で、それ以外は好みで選んで問題ありません。
甲矢と乙矢|羽根の向きが逆で、必ず2本1対
矢には甲矢(はや)と乙矢(おとや)があります。鳥の左右どちらの翼の羽を使うかで羽根の反りが逆になっていて、放たれた矢を射手側(後ろ)から見ると、甲矢は時計回り、乙矢は反時計回りに回転しながら飛びます。この2本を合わせて「一手(ひとて)」と呼び、行射では甲矢から先に射ます。
6本組で売られている矢は甲矢3本・乙矢3本の構成です。見分け方は羽根の反り(湾曲の向き)で、矢を筈側から見て羽根がどちらに反っているかで判断します。慣れないうちは分かりにくいので、届いたら先生に確認しておくと安心です。
的矢・巻藁矢・遠的矢は別のもの
この記事で扱うのは、28m先の的に向けて射る「近的(きんてき)用の矢」です。ほかに、稽古の最初に使う巻藁矢(まきわらや)は巻藁専用の矢で、羽根のない「棒矢(ぼうや)」と、羽根の付いたものがあります。60m先を狙う遠的(えんてき)用の矢は、近的矢より細く軽く作られています。初心者セットに「巻藁棒矢1本」が入っていることがあるのはこのためで、的矢と混ぜて使うものではありません。
矢の素材は3種類|ジュラルミン・カーボン・竹
箆の素材で、値段も扱い方も大きく変わります。
| ジュラルミン | カーボン | 竹 | |
|---|---|---|---|
| 特徴 | アルミ合金の工業製品。均一で丈夫、湿度に強い | 軽くて振動の収まりが早い。曲がりにくい | 職人の手作業。しなりと矢飛びの美しさ |
| 弱点 | 強くぶつけると曲がる(矯正はできる) | 高価。折れると直せない | 高価で手入れが要る。湿度・温度の影響を受ける |
| 6本組の目安(2026年9月) | 約1.8万〜2.6万円(七面鳥) | 約3万〜6万円(羽根で大きく変わる。上位品は9万円台まで) | 約4万〜10万円以上 |
| 向いている人 | 初心者〜すべての人。市場の大半 | 2組目以降。矢飛びを安定させたい人 | 審査・伝統を重んじる有段者 |
ジュラルミン矢:初心者の定番。市場の9割以上
現在いちばん使われているのがジュラルミン矢で、翠山弓具店の説明では使う人の9割以上がジュラルミン矢とされています。箆はアメリカのイーストン社製が主流で、ジュラ矢市場の9割以上を占めるそうです。工業製品なので1本ごとのばらつきが小さく、値段も抑えられていて、湿度で狂うこともありません。
「初心者向け」と言われがちですが、高段者でもジュラルミンを使い続けている人は普通にいます。安土に刺さったり的枠に当たったりして曲がることはありますが、弓具店で矯正してもらえます(修理代との兼ね合いで、傷みが進んだら買い替える人も多いです)。消耗しながら慣れていく最初の時期にちょうどいい素材です。
カーボン矢:2組目の本命
カーボン矢は軽く、放たれたあとの振動が早く収まるので、矢飛びが安定しやすいのが利点です。弓具店の説明でも「中級者が主に使う」と位置づけられていて、射型が固まってきてから乗り換える人が多い印象です。ジュラルミンと違って曲がりにくい代わりに、折れたら直せません。
値段は羽根でかなり変わります。七面鳥の羽根なら6本組3万円前後から、黒鷲の羽根を付けると4万8,000〜5万5,000円など。最初からカーボンを選んでも問題はありませんが、矢尺が変わる可能性がある初心者のうちは、まずジュラルミンで様子を見るのが一般的です。
竹矢:審査・伝統重視の有段者向け
竹矢は矢竹を火で矯め、削って仕上げる職人の手仕事で、6本組で4万円から10万円を超えるものまであります。矢飛びの美しさと、弓道具としての伝統的な価値から、審査や大会で竹矢を使う有段者は多いです。一方で温度・湿度の影響を受け、手入れも必要なので、始めたばかりの段階で選ぶものではありません。繊細なものですが、いつか竹矢を使うのもあこがれですね。
羽根の種類と選び方

羽根は値段にいちばん影響する部分ですが、翠山弓具店が「羽の種類は、矢を飛ばすときに特に関係はない」と書いているとおり、羽根の鳥の種類で矢の飛びが変わるわけではなく、変わるのは耐久性・見た目・希少性(=値段)です。
七面鳥・黒鷲・花白鳥、手羽と尾羽
| 羽根 | 特徴 | ジュラ矢6本組の目安(2026年9月) |
|---|---|---|
| 七面鳥(ターキー) | もっとも一般的。安価で丈夫、染めで色柄が豊富。白羽・先黒・元黒などの呼び方は染め分け | 約1.8万〜2.6万円 |
| 黒鷲(くろわし) | 黒く艶のある羽根。丈夫で、昔から上位の矢羽として好まれてきた | 約4万〜4.5万円(手羽/尾羽で差) |
| 花白鳥・白鳥系・ガンなど水鳥 | 白地に斑(ふ)の入る美しい羽根。七面鳥と黒鷲の中間の価格帯 | 店・在庫により幅が大きい |
| 犬鷲・大鷹などの猛禽 | 最上級とされてきたが、下で書くとおり保護対象。新規の入手はほぼ不可 | — |
同じ鳥でも、翼の羽根(手羽)より尾の羽根(尾羽)のほうが丈夫で高価です。尾羽の中でも一番外側の「石打(いしうち)」は最上とされます。商品名の「黒手羽」「黒尾羽」はこの区別で、翠山弓具店の1913黒鷲では手羽が39,600円、尾羽が44,000円(6本組・税込・2026年9月時点)と値段が変わります。
鷲・鷹の羽根は「証明書」が要る|全弓連の矢羽準則
ここは初心者が知らずに踏みやすいところです。イヌワシ・オオタカ・クマタカなどの猛禽類は種の保存法やワシントン条約の対象で、全弓連は「矢羽の使用に関する準則」を定めています。
対象種(オオタカ・イヌワシ・オガサワラノスリ・カンムリワシ・クマタカ)の矢羽は、適正に入手したことを示すトレーサビリティ証明書が必要で、連盟や加盟団体の競技会・審査会で使うときは証明書の携帯が義務になっています(準則第4条)。
つまり、ネットオークションや譲り受けで出どころの分からない鷲鷹の矢羽を手に入れても、審査や大会では使えないということです。弓具店に並ぶ「黒鷲」は、調べた範囲ではクロハゲワシという別の鳥の羽根で、準則の対象5種には入っていません(輸入自体はワシントン条約で管理されています)。いずれにしても、初心者のうちは七面鳥で困ることは何もありません。
初心者は「七面鳥から」が弓具店の共通見解
翠山弓具店も山武弓具店も、初心者向けの案内では「ジュラルミンの箆に七面鳥の羽根」を薦めています。理由は単純で、最初の1〜2年は矢を安土(あづち)に刺したり、的枠や安土の縁に当てたりして羽根を傷めるからです。羽根が傷んだら弓具店で1枚単位で交換できますが、七面鳥ならその費用も安く済みます。
わたしも抜刀時代にそうでしたが、早めに道具を買っても下手くそすぎて失敗して曲げたり傷つけたりしていたので、上達に合わせて(身の丈に合わせて)良い道具にランクアップしていくのが良いかなと思っています。
矢の長さ(矢尺)と太さの決め方
素材と羽根が決まったら、次が本当に大事なところです。矢は自分の体に合わせて長さを切って作るもので、ここを間違えると危険です。
矢尺の測り方:矢束+10〜15cm(初心者)
基準になるのが矢束(やづか)で、正面を向いて立ち、両腕を肩の高さで水平に広げたときの「喉の中心から左手中指の先まで」の長さです。矢の長さ(矢尺)はこれに余裕を足して決めます。
全日本弓道具協会は「矢束に10〜15cmを足した長さ」、翠山弓具店は初心者向けの案内で「12〜15cm程度」を足すことを案内しています。有段者は5〜6cmと短めにすることもあるそうですが、初心者は引分けが安定していないぶん、会(かい)で矢が弓の内側に入ってしまわないよう、長めに取るのが安全側です。
この矢束は、始めたばかりの時期には稽古が進むにつれて伸びることがよくあります。引分けが大きくなるからです。教室で貸出の矢を使っているうちは問題になりませんが、自分の矢を作るタイミングは「引き尺が落ち着いてきた」と先生が判断してからのほうが、作り直しのリスクを減らせます。
シャフトの数字(1913・2015・2117)と弓力の目安
ジュラルミン矢の「1913」「2015」といった4桁は、前2桁が箆の外径、後ろ2桁が肉厚を表す規格です(単位はインチ系で、1913なら直径7.5mm前後)。数字が大きいほど太く重く、しなりにくくなるので、強い弓に合わせます。
| 規格 | 外径 | 重さ(100cmあたり) | 近的の推奨弓力(山武弓具店) | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|
| 1913 | 7.5mm | 約21g | 10〜13kg | 初心者・女性・弱い弓 |
| 2014 | 8.0mm | 約24g | 13〜16kg | 一般的な男性 |
| 2015 | 8.0mm | 約26g | 13〜18kg | 一般的な男性・矢尺が長い人 |
| 2117 | 8.5mm | 約31g | 20kg以上 | 強弓を引く人 |
カーボン矢は「7620」「8023」のように別の規格で、前2桁が太さ(mm)を表すのは同じですが、後ろ2桁の意味はメーカーごとに違います。翠山弓具店の案内では「1913や7620は弓力の弱い初心者や女性向け、2015や8023は有段者や男性向け」という対応で覚えれば十分とされています。いずれにしても、いま自分が引いている弓の強さ(kg)が分からないと規格は決められません。貸出の弓の弓力は先生に聞けば教えてもらえます。
必ず弓具店か指導者に採寸してもらってから買う
矢はネットでも買えますし、山武弓具店の楽天ページにも「ご指定の矢尺にて切って矢尻を入れます」とあるように、矢尺を伝えれば仕上げて送ってくれます。ただ、矢尺と弓力の判断を自分ひとりでやらないこと。ここだけは強くおすすめします。
理由は2つあって、ひとつは切ってしまった矢は基本的に返品・交換ができないこと。もうひとつは、短すぎる矢は会で矢先が弓を越えて内側に入り、離れで弓手(ゆんで:弓を持つ左手)を傷つける事故につながることです。
先生に矢束を測ってもらうか、弓具店の店頭で採寸してもらってから、その数字でネット注文する。この順番なら失敗しません。
弓道の矢の値段の相場【2026年9月時点】
ここまでの内容を値段でまとめます。矢は6本1組で買うのが基本です(一手=2本を3組。試合では四つ矢=4本、審査では一手=2本を使い、残りが予備)。
6本1組の相場:ジュラルミン/カーボン/竹
| 組み合わせ | 6本組の目安 | 実売の例(2026年9月時点) |
|---|---|---|
| ジュラルミン × 七面鳥 | 約1.8万〜2.6万円 | 翠山 2015ターキー 18,260円/1913ターキー 19,580円、山武 1913ターキー 22,400〜25,700円 |
| ジュラルミン × 黒鷲 | 約4万〜4.5万円 | 翠山 1913黒手羽 39,600円/黒尾羽 44,000円 |
| カーボン × 七面鳥 | 約3万円〜 | 翠山 HAYABUSA 8025 ターキー 29,700円 |
| カーボン × 黒鷲 | 約5.5万〜9万円 | 翠山 イーストン7620 黒手羽 55,000円、山武 ミズノ WENEW 63,400〜93,700円 |
| 竹矢 | 約4万〜10万円以上 | 翠山弓具店の案内より(羽根・作りで大きく変わる) |
羽根を傷めたときの交換は1枚単位で頼めるので、6本組を使い切るまで買い替えないのが普通です。最初の1組を大事に使えば、2組目を考えるのは矢束が落ち着いて射型が安定してきた頃になります。
初心者セットの実売例
「矢だけでなく矢筒も要る」という人向けに、弓具店は初心者セットを組んでいます。山武弓具店の「近的矢3点セット」は、1913シャフト(または2014・2015)の6本組+小矢筒+巻藁棒矢1本で28,900円〜(2026年9月時点・送料無料・楽天市場)。矢筒を別に買うと数千円かかるので、まとめて揃えるならこの形が分かりやすいです。
オーダーメイドはいくら違う?
既製の組み合わせではなく、箆・羽根・矧糸の色・筈を自分で選んで作る「フルオーダー」も、弓具店では普通に受け付けています。矢尺で切る以上、既製品も実質オーダーなので、値段の差は選ぶ羽根と箆でほぼ決まり、七面鳥のジュラ矢なら既製とほとんど変わりません。色や羽根の柄にこだわりたい人向けの話なので、別の記事で詳しく整理しています。
初心者はどれを選べばいい?立場別の早見表

| 立場 | 素材・羽根 | 規格の目安 | 予算(6本組) | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 弓道部1年目(中高生) | ジュラルミン × 七面鳥 | 1913〜2014(弓力に合わせる) | 約2万〜2.5万円 | 部で指定の弓具店があることが多い。先輩・顧問と同じ店で揃えるのが早い |
| 大人から始めた人 | ジュラルミン × 七面鳥 | 1913(女性・弱弓)〜2015(男性) | 約2万〜2.6万円 | 矢束が落ち着くまで貸出で。先生の判断を待つ |
| 2組目・買い替え | カーボン × 七面鳥、またはジュラ × 黒鷲 | いま使っている規格を基準に | 約3万〜4.5万円 | 矢飛びを安定させたいならカーボン、見た目と丈夫さなら黒鷲 |
| 審査・大会を見据える有段者 | 竹矢、またはカーボン × 黒鷲 | 師範・弓具店と相談 | 5万円〜 | 手入れの手間も込みで選ぶ |
保護者の方向けに補足すると、弓道部の1年目は矢が最初の大きな出費です。部活の費用全体や、矢以外に何を買うかは、弓道部の費用の記事にまとめています。
矢の手入れと寿命
矢は消耗品ですが、扱い方で寿命がかなり変わります。ここは弓具店や先生に教わる一般的な手入れです。稽古のあとは安土の土を拭き取り、羽根が寝ていたら蒸気(やかんの湯気など)に軽く当てて指で整えると戻ります。矢筒に入れて持ち運ぶのは、羽根を潰さないためです。
ジュラルミン矢は、的枠や安土の石に当たると曲がることがあります。曲がった矢は矢所(やどころ。矢の当たる場所)が乱れる原因になるので、平らなところで転がして確認し、曲がっていたら弓具店で矯正してもらいます。カーボン矢は曲がらない代わりに、表面に亀裂が入ったら使わないこと。折れた箆が飛ぶと危険です。
羽根の傷み・箆の曲がりが増えてきたら、1枚単位の羽根交換や矯正で延命できます。それでも6本のうち何本かが使えなくなってきたら、買い替えのタイミングです。矢筒の選び方は別の記事で。
弓道の矢についてよくある質問
Q. 矢は何本必要ですか?
6本組が基本です。試合では四つ矢(4本)、審査では一手(2本)を使うので、4本+予備2本という考え方です。
Q. 巻藁矢と的矢は違うものですか?
違います。巻藁矢は巻藁専用の矢(羽根なしの棒矢と羽根付きがあります)で、的前では使いません。的矢を巻藁で使うこともできますが、藁で羽根が傷みやすいので、初心者セットには巻藁用の棒矢が1本入っています。巻藁そのものの使い方や値段は弓道の巻藁とはにまとめています。
Q. ネットで買っても大丈夫ですか?
矢尺と弓力が分かっていれば問題ありません。弓具店の通販は矢尺を指定すれば切って矢尻を入れて送ってくれます。逆に、矢尺と弓力が分からない状態で「なんとなく」買うのは避けてください。先生か弓具店の店頭で測ってもらうのが先です。
Q. 羽根が傷んだらどうすればいい?
軽い乱れは湯気に当てて指で整えると戻ります。折れたり抜けたりしたら、弓具店で1枚単位の羽根交換ができます。6本まとめて買い替える必要はありません。
Q. 中古の矢は使えますか?
矢尺と弓力が自分に合っていれば使えますが、初心者にはおすすめしません。他人の矢尺で切られた矢は短いことが多く、短い矢は事故につながります。鷲鷹の羽根なら出どころの証明も必要です。最初の1組は新品を、自分の矢尺で作ってください。
まとめ|最初の1組は「ジュラ×七面鳥、矢尺は測ってもらう」
弓道の矢は、箆の素材(ジュラルミン・カーボン・竹)と羽根の種類で値段が決まり、6本組で約1.8万円から10万円以上まで幅があります。初心者の最初の1組はジュラルミン×七面鳥の6本組(約2万〜2.6万円)で十分で、それより大事なのは矢尺と弓力を自分で決めないこと。先生か弓具店に測ってもらってから、その数字で注文してください。
わたしもまだ貸出の矢で、先生が「そろそろ」と判断してくれるのを待っている段階です。買うときはこの記事の順番どおり、矢束を測ってもらうところから始めるつもりでいます。
