弓道を始めたいと思ったとき、最初に引っかかるのがお金の話だと思います。弓は何万円もしそうだし、袴も要る。子どもが弓道部に入ると言い出した保護者の方なら、「結局いくら用意しておけばいいの?」がいちばん知りたいところではないでしょうか。
先に結論を書きます。弓以外の道具一式(弓道着・ゆがけ(弽・かけ)・矢・矢筒・小物)は、新品でおよそ5.5万〜8万円。弓は教室や学校で借りて始めるのが普通なので、最初から全部を買う人はほとんどいません。そして道具以外の費用(教室の受講料・会費・道場代・部費)は、大人か部活か、どの地域のどの団体かでかなり変わります。
参考までに、この記事で扱っている金額は、実店舗を構える弓具店5店の通販サイトの掲載価格、全日本弓道連盟(以下、全弓連)の審査料・登録料の別表、自治体や連盟の募集要項、高校の弓道部が公開している費用の案内を、2026年10月に確認してまとめたものです。審査料は全弓連の「別表1 審査料・登録料」で誰でも確かめられます。
- 大人の教室・高校の弓道部、それぞれの最初の1年にかかるお金の目安
- 道具一式の値段と、楽天と弓具店の通販の違い
- 教室の受講料、連盟の年会費、弓道場の利用料の目安
- 段位審査の審査料と登録料
- 弓道部で個人負担になるもの・学校で借りられるもの
結論:弓道の費用は立場で違う|最初の1年の目安
「弓道 費用」で調べると「初期費用は4〜10万円」のような幅の広い数字が出てきます。幅が広いのは、弓を買うかどうかと、道具以外の費用の仕組みが立場によってまるで違うからです。まず全体を表にします。

| 大人(連盟・自治体の初心者教室から) | 高校の弓道部 | |
|---|---|---|
| 弓 | 教室・会の貸出で始めるのが一般的 | 学校の弓を借りるのが一般的 |
| 自分で買う道具(弓以外) | 弓道着・ゆがけ・矢などで約5.5万〜8万円。教室のあいだは貸出で、続けると決めてから順に買う | 入部から秋ごろまでに6万〜7万円が多い(9万円程度の学校もある) |
| 道具以外の費用 | 初心者教室の受講料 2,000〜1万円(全5〜20回)。その後は連盟・会の年会費が年3,000円〜2万円台、道場代が1回150〜500円ほど | 部費 年0〜2.4万円。学校によって合宿(1回4万〜4.5万円)や部指定ウェア(1.5万〜2.5万円) |
| 最初の1年の目安 | 約7万〜12万円(弓は借りる前提。弓も買うなら+4万〜5万円) | 約6万〜10万円(合宿がある学校は11万円前後から) |
表の「最初の1年の目安」は、一つずつ書いた内訳を足し合わせたものです。大人のほうは、会の稽古日の道場代が会費に含まれている場合の計算です。矢を1年目に作らない人も多く、その場合は2万円強下がります。
逆に、公営弓道場に個人利用で何度も通うと、そのぶん上に振れます。自分の場合の金額は、所属する教室・会・学校の案内が正解で、この記事は「案内をもらう前に、だいたいの規模をつかむ」ためのものだと思って読んでください。
ひとつだけ先に言っておくと、弓を最初に買う人はほとんどいません。弓は引く力(弓力)が稽古の進み具合で変わっていくので、初心者のうちは貸出の弓で、力に合わせて持ち替えながら練習します。「弓が何万円もするから無理」と思っていた方は、そこはいったん外して考えて大丈夫だと思います。
弓道の道具一式の値段【2026年10月時点】

道具の値段は、翠山弓具店・山武弓具店・小山弓具・平安弓具店・アサヒ弓具工業の5店の通販サイトで、初心者がふつうに選ぶグレードの価格を確認しました。どれも実店舗や工房を持つ弓具店です。
| 道具 | 価格帯(税込) | 最初はどうする? |
|---|---|---|
| 弓道着セット(上衣・袴・帯・足袋。女性は胸当ても) | 男性用 12,200〜18,700円/女性用 12,500〜20,900円 | 教室・部活とも、最初に買うことが多い |
| ゆがけ | 入門モデルから標準的な既製品までの三つがけで約1.8万〜3万円(下にはめる下がけは1枚数百円) | 貸出がある教室も多いが、手になじむ道具なので早めに自分のものを |
| 矢(ジュラルミン×七面鳥・6本組) | 18,000〜20,000円(楽天の翠山弓具店は送料込みで20,460円) | しばらく貸出。矢の長さが決まってから作る |
| 矢筒 | 4,400〜5,500円 | 矢と一緒に |
| 弦・弦巻・ぎり粉などの小物・消耗品 | 1点200〜1,500円 | 必要になったときに |
| 弓(グラスファイバー・並寸) | 定番の練心・直心I・直心IIで37,400〜51,700円の店が多い(3万円台前半からの表示がある店も) | 当面は借りる。買うのは最後 |
| ゴム弓(自宅練習用) | 2,200〜3,900円(2,500円前後が中心) | 部活では入部直後に買うことが多い |
弓以外を新品でひととおり揃えると、安いほうの組み合わせで約5.5万円、少し良いものを選ぶと約8万円になります。
楽天と、弓具店の自社通販や店頭で値段は違う?
同じ店の「自社の通販サイト」と「楽天市場店」を見比べたところ、弓道着・ゆがけ・弓は、楽天でも弓具店の自社通販でもほぼ同じ値段でした。差が出るのは矢で、楽天のほうが2,200〜3,600円ほど高くなっています。矢は長くて送料がかかるぶんを、楽天店では「送料無料」として本体価格に含めているためと読めます。自社通販は本体が安いかわりに、矢や弓は送料が別になることがあるので、最終的な支払いは大きくは変わりません。
店頭での値段までは、今回は確認できていません。気になる方は、通販サイトの価格を見たうえで店に聞いてみてください。近くに弓具店があるなら、ゆがけと矢は店頭で合わせてもらうのがいちばん確実です。値段より、サイズが合っていることのほうがずっと大事な道具だからです。
最初に自分で買うのは「弓道着・ゆがけ」、矢はそのあと
買う順番は教室や学校の指示に従うのが前提ですが、多いのは「弓道着とゆがけが先、矢はあと」の順です。弓道着は、教室や部活に慣れたころに最初に揃えることが多い道具です。ゆがけは使ううちに自分の手の形になじんでいくので、貸出がある教室でも早めに自分のものを持つよう勧められます。
弓道着は、上衣・袴・帯・足袋を別々に選ぶより、セットのほうがサイズの組み合わせで迷いません。セットの値段の価格帯は、男性用が12,200〜18,700円、女性用(胸当て付き)が12,500〜20,900円ほどでした。
弓道着の初心者セット(上衣・袴・帯・足袋)
翠山弓具店のセットは、男性用5点が14,740円、女性用6点(胸当て付き)が15,400円です(2026年10月時点・楽天市場・送料無料)。教室や部活で色や購入先の指定がないか、先に確認してから選んでください。
ゆがけは値段の幅が広い道具です。初心者向けとして売られている三つがけは約1.8万〜2.1万円、標準的な既製品で2.5万〜3万円ほど。手の大きさに合わせて選ぶものなので、先生か弓具店にサイズを見てもらってから買ってください。1万円前後の「練習・体験用」もありますが、長く使う前提のものではありません。
矢は、引分けが安定して矢の長さ(矢尺)が決まってから作ります。大人の場合、始めて1年ほどで自分の矢を買う人も多いと思います。作る時期は先生の指示に従ってください。ジュラルミンの箆(の:棒の部分)に七面鳥の羽根を付けた6本組が最初の1組の定番で、弓具店の通販で18,000〜20,000円ほど。矢筒と巻藁矢がセットになったものは25,000〜29,000円ほどです。
初心者向けの矢セット(6本組+矢筒+巻藁矢)
山武弓具店の近的矢3点セットは28,900円〜(2026年10月時点・楽天市場・送料無料)。矢の長さと弓の強さは、先生か弓具店に確認してから注文してください。切った矢は返品できません。
弓は最後。貸出→自分の弓の順で考える
弓を買うのは、弓力が落ち着いてきたころに、先生に相談してからです。初心者・部活の定番はグラスファイバー製で、練心が37,400円、直心Iが47,300円、直心IIが51,700円(並寸・翠山弓具店の掲載価格)。もっと安いグラス弓は2万円台後半から、カーボン弓は6万円前後から、竹弓は安いものでも5万〜6万円台からです。
月謝・受講料・道場使用料の相場
道具以外のお金の話です。習い事というと「月謝」を思い浮かべますが、調べた範囲では、連盟や弓道会は月謝制ではなく、「年会費+1回ごとの道場代」という形がほとんどでした。大人が始める場合の流れに沿って書きます。
初心者教室の受講料:全5〜20回で2,000〜1万円
大人の入口でいちばん多いのが、市区町村の弓道連盟やスポーツ協会が開く初心者教室です。公開されている募集要項から例を挙げます。(時期によって変わると思いますので参考まで)
| 地域・主催 | 回数 | 受講料 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 東京都中央区(区スポーツ協会) | 8回 | 2,000円 | 18歳以上の区内在住・在勤者。抽選 |
| 東京都渋谷区(区弓道連盟) | 20回 | 10,000円 | 保険料込み。高校生以上の未経験者。抽選 |
| 広島県呉市(呉市弓道連盟) | 10回 | 4,000円 | 弓具は用意あり(令和7年度募集) |
| 大阪城弓道場 初級コース | 10回 | 20,000円 | 教材費・弓矢のレンタル料込み |
自治体や連盟の教室は、数回〜20回のコースで2,000〜1万円が中心です。1回あたりにすると数百円〜1,000円ほどと安めですね。施設が開く教室には、大阪城弓道場のように10回で2万円という例もあります。東京の区の教室は対象が在住・在勤者に限られ、定員が少なくて抽選になることが多い点と、春(5〜6月)の募集が多い点は知っておいたほうがいいです。教室が終わったあとに会へ入ることが条件になっている教室もあります。
けがに備えるスポーツ安全保険は、高校生以上64歳以下で年2,000円、65歳以上は年1,200円(2026年度)。受講料に含まれている教室と、別に払う教室があります。
続けるなら連盟・弓道会の年会費
教室のあとも続けるには、地域の弓道連盟(弓道会)に入るのが一般的です。会費は「都道府県の連盟+市区町村の連盟+所属する会」の積み上げになっていて、地域差がとても大きいところです。
地方の支部なら年数千円〜1万円ほど、東京の区の会だと年2万円台、というのが公開されている例から見える幅です。金額だけ見ると東京が高く見えますが、会の稽古日の道場使用費が会費に含まれていることも多いはずなので、単純には比べられません。
公営弓道場の利用料は1回150〜500円。ただし条件に注意
公営の弓道場を個人で使うときの料金は、1回数百円です。
| 施設 | 個人利用料(一般) | 利用の条件 |
|---|---|---|
| 東京武道館(東京・足立区) | 2時間30分 500円 | 近的場は連盟の会員証を持つ1級以上(館の認定証が必要) |
| カルッツかわさき(神奈川) | 3時間 300円 | 初段以上を証明できるもの |
| 静岡市 清水総合運動場弓道場 | 1区分 150円(夜間300円) | 初心者は経験者の同伴が必要 |
週2回(月8回)通うと、月1,200〜4,000円くらいの計算になります。ただ、表の右の列を見てください。都市部の公営弓道場は「初段以上」「有段者の同伴」が個人利用の条件になっていることが多いです。安全のための決まりなので、始めたばかりの人が「1回300円で通い放題」とはいきません。初心者のうちは、所属する会の稽古日に先生や先輩と一緒に引く、というのが実際の通い方になります。
月謝制なのは、民間の道場や一部の会です。
段位審査にかかるお金|審査料と登録料
弓道には級位・段位の審査があり、受けるたびに審査料、合格すると登録料がかかります。金額は全弓連が「別表1 審査料・登録料」で定めています。段位そのものの仕組み(何段まであるか、称号との違いなど)は弓道の段位一覧にまとめています。
| 段級位 | 審査料(受審時) | 登録料(合格時) | 合格した場合の合計 |
|---|---|---|---|
| 級位 | 1,030円 | 1,030円 | 2,060円 |
| 初段 | 2,050円 | 3,100円 | 5,150円 |
| 弐段 | 3,100円 | 4,100円 | 7,200円 |
| 参段 | 4,100円 | 5,100円 | 9,200円 |
見落としやすいのは、合格したら登録料が別にかかること。初段なら審査料2,050円に加えて登録料3,100円で、合わせて5,150円です。不合格の場合は審査料だけで、登録料はかかりません。
はじめての審査を「無指定」(審査料1,030円)で受ける連盟もあり、その場合は金額が変わります。連盟独自の手数料や協力金がかかる県もあるので、実際の金額は所属する連盟の審査要項で確認してください。上の表は全国共通の基本額です。
高校の弓道部にかかる費用(保護者向け)

ここからは保護者の方向けです。弓道部の費用は学校による差が大きいので、高校の弓道部が公開している費用の案内を、公立・私立あわせて5校ぶん読み比べました。中学の弓道部は公開されている資料が少なく、今回は高校の例です。
学校で借りられるもの・個人で買うもの
ほぼ共通していたのは次の点です。
- 弓は学校の備品を借りるのが基本
- 弓道着・ゆがけ・矢は個人で買うのが基本
- 弦・握り革・下がけなどの消耗品は個人負担(1点数百円〜2,000円)
- 大会や練習試合の交通費は個人負担
買う時期は、入部してすぐ全部ではなく段階的な学校が多いです。入部直後はゴム弓や教本など数千円、5〜7月ごろに弓道着とゆがけ、的前(まとまえ:実際に的に向かって射る稽古)に上がる夏〜秋に矢、という流れ。4月にまとめて集金する学校もあります。
入部から秋までに6万〜7万円が多い
個人で買う道具は、弓を除いて6万〜7万円という学校が多く、高い学校で9万円程度でした。先に書いた弓具店の価格帯とも合っています。
気をつけたいのは、少し前の情報だと金額が低めに出ることです。値上がりしている今の価格で計算すると5万円を超える組み合わせが多いので、多めに見ておくほうが安全かもしれません。
1年目の総額は「合宿・ウェア・弓」で変わる
道具のほかに何がかかるかで、1年目の総額は大きく変わります。
| 費用 | 金額の例 | 学校による違い |
|---|---|---|
| 部費 | 年2,000〜24,000円 | ほとんどかからない学校から年2万円台まで |
| 合宿 | 1回4万〜4.5万円 | ない学校も多い。年2回の学校もある |
| 部指定のTシャツ・ウインドブレーカー | 合わせて1.5万〜2.5万円 | ない学校もある |
| 審査(級位・初段) | 級位に合格で2,060円、初段に合格で5,150円 | 在学中に何回受けるか |
| 矢の買い足し | 1組2万円前後〜 | 2年目以降に買い足す人が多い |
| 自分の弓 | 約4万〜5万円 | 買わずに3年間学校の弓を使う人も多い |
合宿がなく、弓は学校のものを使う場合で、総額で1年目はおよそ6万〜10万円。合宿のある学校では11万円前後から、合宿が年2回ある学校では道具と合わせて18万円前後になる計算です。3年間で見ると、1年目の道具に、矢の買い足しや自分の弓、消耗品が加わります。そこに合宿・遠征・ウェアが学校ごとに乗ってくる、と考えるとイメージしやすいと思います。「私立だから高い、公立だから安い」とは限らず、一番差がついていたのは合宿の有無かなと思います。
買う前に、顧問の先生の案内を待つ
入部が決まっても、道具を先回りして買うのは待ってください。弓道部では、学校に出入りしている弓具店でまとめて採寸・購入することが多く、上衣(道着)の色や袴の種類が部でそろえてある場合もあります。ゆがけと矢はサイズを合わせる道具なので、顧問の先生か弓具店に見てもらってからでないと選べません。入部説明会や保護者向けのプリントで、買うもの・時期・金額の案内が出るのを待つのがいちばん無駄がありません。
費用を抑えるコツと、ケチらないほうがいいもの
抑えられるところは、わりとはっきりしています。いちばん効くのは借りられる期間は借りること。弓は当面借りる、矢も矢尺が落ち着くまで借りる。これだけで最初の出費は弓道着とゆがけの3万〜5万円ほどに収まります。弓道着はセットで買うと単品より割安で、下がけや弦のような消耗品は送料がもったいないので、ほかの買い物と一緒に頼むのがおすすめです。
わたし自身、いまは弓・矢・ゆがけ・弦をすべて教室で借りていて、上衣(道着)と袴は以前通っていた抜刀の教室で使っていたものをそのまま着ています。なので「始めるために大きな買い物をした」という感覚は、正直まだありません。武道の経験がある方は、手持ちの上衣や袴が使えるかどうか、先生に聞いてみるといいと思います。
逆に、値段だけで選ばないほうがいいのがゆがけと矢です。ゆがけは手に合わないと離れの感覚がつかみにくくなりますし、矢は短いと事故につながります。どちらも「安いからこれ」ではなく、サイズを見てもらったうえで、その中から予算に合うものを選ぶ順番にしてください。
中古については、弓は中古や先輩からの譲り受けという選択肢があります。ただし弓力と長さが自分に合っていることが前提なので、買う前に必ず先生に相談を。ゆがけは前の持ち主の手の形がついているので、初心者が中古で買うのはおすすめしません。
弓道の費用についてよくある質問
Q. 弓道は月いくらで続けられますか?
道具を揃えたあとは、連盟・会の年会費(年3,000円〜2万円台)と道場代(1回150〜500円)、弦などの消耗品が中心です。地方の連盟で週1〜2回なら、会費と道場代で月あたり1,000〜3,000円ほど、東京の区の会でも月2,000〜6,000円ほどに収まる計算です(弦などの消耗品は別)。
Q. 道具は全部で最低いくら必要ですか?
弓を借りる前提で、弓道着・ゆがけ・矢・矢筒・小物を新品で揃えて約5.5万円からです。弓も買うなら、定番のグラス弓で+4万〜5万円。全部で10万円前後が、弓具店も目安として挙げている金額です。
Q. 大人の初心者教室では道具を貸してもらえますか?
弓具を用意してくれる教室が多いです(募集要項に「弓具は用意しています」「レンタル料込み」と書かれていることがあります)。服装は、最初は動きやすい服と白い靴下か足袋で参加できる教室もあります。募集要項に書かれていない場合は、申し込みの前に主催者へ確認しておくと安心です。
Q. 子どもが弓道部に入ります。入学前に買っておくものはありますか?
ありません。買うもの・購入先・時期は部ごとに決まっていることが多いので、入部後の案内を待ってください。6万〜7万円ほどを、入部から秋までのあいだに使う心づもりをしておけば十分です。
Q. ネット通販と弓具店の店頭、どちらで買うのがいいですか?
値段はほとんど変わらないので、決め手はサイズ合わせです。弓道着・下がけ・小物は通販で問題ありません。ゆがけと矢は、店頭で合わせてもらうか、先生にサイズを確認してもらってから通販で注文するのが安全です。近くの弓具店の探し方は弓道具店の探し方|近くの店・通販・楽天の違いと選び方にまとめています。
まとめ|弓以外の一式で5.5万〜8万円。あとは所属先しだい
弓道にかかる費用をまとめると、弓以外の道具一式が約5.5万〜8万円、弓も買うなら+4万〜5万円。弓は借りて始めるのが普通なので、最初にかかるのは弓道着とゆがけ、少しあとで矢、という順番です。道具以外は、大人なら初心者教室の受講料(2,000〜1万円)と年会費・道場代、弓道部なら部費と、学校によっては合宿やウェアが加わります。
金額の幅が大きいぶん、いちばん確かなのは所属先の案内です。この記事の数字は「だいたいこのくらい」をつかむための地図として使って、実際に買うときは教室の先生や顧問の先生、弓具店に相談しながら進めてください。大人から始める場合の全体の流れは、別の記事にまとめます。
大人から弓道を始めるには|教室の探し方・費用・最初の3か月の流れ
弓道着の初心者セット(上衣・袴・帯・足袋)
一式まとまったセットなら、サイズや袴の丈で迷わずに揃えられます。男性用5点 14,740円/女性用6点(胸当て付き)15,400円(2026年10月時点・楽天市場・翠山弓具店)。
